神奈川

自動車部品サプライヤー向け専門技術講座「4-1 プレス技術」の開催(無料)【経済産業省委託事業】

県内の自動車関連業種で最も多いのが、塑性加工(プレス)と機械加工の企業です。近年、クルマのCASE化により、重量増への対応策として材料置換(ハイテン、アルミ、樹脂など)による軽量化が進んでいます。また、(1)車体骨格部品へのギガキャスト工法の適用、(2)クルマのスタイリングニーズに応じた難成形プレス、(3)ドアやフェンダーなどの外板プレス部品の造形面再現性といった動向の変化が見られます。一方で、コストの高い材料置換やギガキャスト、Additive Manufacturing などによる金型レスへの工法変更が急速に進むとは考えにくく、既存技術の知見に基づいた「歩留まり向上」「工程数削減」「金型費低減」、製品設計(サイマル提案)や「保全技術やIoTを使った改善」が期待されています。今回は日産自動車株式会社 車両生産技術開発本部 プレス技術部の笹岡秀行氏をお招きし、最新のプレス技術の動向やニーズについて、事例を交えてご講演いただきます。研究・製品設計・工程設計、及び部品や設備の製造業に携わる技術・営業担当の皆様に、職種や職位に関わらずご参加いただきたいと思います。※CASE: Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字を取った造語で、自動車産業の今後の動向を示すキーワード※他地域のサプライヤーも参加可能